田舎暮らし 植物と動物たちと共に生きる
2022年5月末に里山のログハウスに引っ越してきて、様々な生き物と共に暮らし始めました。
まず驚いたのが、鹿との出会い。お昼の時間、町営バス停からログハウスまでの道で鹿の兄弟?親子?と遭遇しました。鹿は3.4mほどまで近づいても逃げず、こちらの様子を伺っていました。
またある日の早朝、二階の窓から庭を見たら二頭の鹿がウロウロしていました。庭にフンがころころ。。草花を植えたら翌日には花がかじられたり、根っこから引き抜かれていたり。。仕方なく家まわりに柵やネットをしました。
園芸品種の草花は鹿のデザート?美味しいのか、家のまわりの空き地や山にはたくさんの植物が茂っているのに、すきあらばネットをかいくぐって敷地に侵入し、植えたばかりの草花をかじられていました。
鹿は匂いの強いものが嫌いなようなので、ハーブやマリーゴールドなどを植えました。
好物はカンナ、チューリップ、グラジオラスなどの球根類の花先。。秋に球根を植えて、春になり蕾をつけて、綺麗に咲いたと喜んでいたら翌朝には花も茎も食べられていました。
鹿の大好物の花々
クリスマスローズは嫌いみたい。近くの道の駅で買って植えたものがたくさん咲いていましたが、全く食べられませんでした。
鹿だけでなく、我が物顔で平然とうちの敷地を猫が横切ったり、バイク置き場の整地に撒いた砂にタヌキかイタチか??の、ものすごく臭い小さな黒っぽいフンが落ちていたり。猫は何もせずにただ歩いて通り過ぎるだけでしたが、イタチ?のフンは困りものなので、すぐにバイク置き場に固まる砂を撒き、整地しました。
またある時は、ログハウスの雨樋のまわりにノウゼンカズラの蔦が螺旋階段のように天井まで続いているのを発見し、ネズミや虫などが屋根裏に侵入しないように、慌てて蔦や周りに生えている木を伐採しました。
スズメバチやアシナガバチは、春5月くらいから巣を作る場所を探してバルコニーや家周りをウロウロし始めます。その頃にバルコニーに網を張り巡らせ、忌避剤をログハウスの外壁に噴射したら、スズメバチは来なくなりました。
スズメバチはバイク置き場が屋根付きで笹が茂っていたので、雨に濡れずちょうど良い住処だと判断され、巣をつくろうとしているのを見つけて忌避剤を噴射し、笹を根本から伐採したら、来なくなりました。膝下あたりまで笹を伐採しても、翌年の春にスズメバチが巣を作ろうとしたため、笹を根本から伐採しました。
また、ムカデが室内に侵入するのを防ぐために、バルコニーにある玄関入り口まわりやログハウスの家まわりにムカデの忌避剤を撒きました。室内は常にキッチン、風呂場の排水溝に蓋をしました。エアコンの室外機のホースにも虫が室内に侵入しないように細かいネットを巻きました。窓と網戸のサッシの間に隙間ができないように、窓を少しあける時は窓の右側が網になるようにして開けました。(左側に網戸をする場合は窓を全開にします。)
そして室内に念のため、ネズミの忌避剤と、超音波発信機をコンセントにセットしました。(音に敏感な人や室内で動物を飼う場合は、ストレスになるかと思うので、おすすめしません。留守にする時にだけコンセントにセットすれば良いと思います)その他にも、ムカデや害虫の忌避剤を部屋の隅や侵入しそうな場所にセットしました。
専門業者に依頼して、屋外室内の両面から、ログハウスの壁面の材木と屋根部分との接地面の小さな隙間をコーキングして埋めてもらいました。
動物や虫たちが暮らす自然の中に人が共に暮らすために、自分の暮らす敷地内は害虫、害獣対策をできるだけして、安心安全、快適に暮らす努力をしました。
室内ではヤモリ、庭ではトカゲも害虫駆除をしてくれていました。
引っ越してきた時や、窓や玄関ドアを開け放った日には、害虫用燻煙剤をしました。
ヤモリは屋外へ避難
自然の中で動物や虫たちと共に、私も幸せに生きるために様々な努力と工夫と学びの日々でした。